好きなことしか好きじゃない。

~空気は読めない~

承認欲求と自己顕示欲と

SNSに何を書くのか。

ネットと自分のつきあい方を今後どうして行こうか。

ここ2年ほど、そんな事を真剣に考えている。

以前は、自分の中に沸き起こる負の感情を叩きつける事、自分の逃げ場と共感を得るために書いて来た。それは誰かの役に立つという事を度外視して、自分の気持ちの昇華だけを考えた行為だった。

そういう時期を経て、自分の思う事を書き綴ることに、自分が丸裸になる不安と、自分をネットの世界以外の場所で知っている誰かに、自分が表に出さない部分を見られる恐怖と、自分の内面を素直に書き綴りたいという気持ちと戦っている。

今は、私と、ネット世界でだけイキイキと出来るネット人格の私とが、融合していないのだ。

リアルな知り合いに向けて書く内容と、私を知らない人に向けて書く内容が、同じアカウントとして書けないという問題。

自分の日々を綴った所で、誰も共感せず、何も面白くない。
という現実と、それでも、誰に話しかけることなく、一人垂れ流したいという欲求。

垂れ流した内容を、知人には見られたくないという恐怖。

それらを一つのアカウントに融合しようとして、やっぱり怖くて止めて・・・。そんな事をこの2年、繰り返していた。

自分の内側を日常を書く事と、自分の外側に目を向けて書く事と、どんな軸にしようか、どうしたいのか、自分とSNSとのつきあい方を考えながら過ごしているし、まだ固まっていない。

色んな人のスタンス(子育て日記、昆虫について、美活について、料理について、ペットについて・・・etc)を見て、刺激を受けて、影響を受けて、真似てみようと思っては、また違う素敵に出会って揺れて、結局定まらず・・・みたいな事の繰り返し。

それでも「書きたい」という気持ちだけは消えず、今でも、楽しい文章にワクワクしたり元気を貰ったり、共感しまくってうなずきまくっている私は、自分も何かを発信したいと夢をもっているのだ。

自分の好きな事は何だろう。
自分が書きたい事は何だろう。
日々の日記を今も垂れ流したいと思っているのか?
何か特定のテーマが必要か?

そんな事をぐるぐる考えながら、今日も結局思った事を脳内から直接指先へ垂れ流してしまっているのである。

ちなみに、私は、自分がパソコンの画面に向かってブログを書いている姿を家族に見られるのがものすごく嫌で、家族が留守の間、寝ている間にこっそりやっているのだけれど。それは、自分の本音をむき出しに、脳内が垂れ流しになるモノを、たとえ家族でも見られたくないと思っているのだ。

そのくせ、たくさんの人に読まれることに対する憧れみたいなものがあって、自分の矛盾した気持ちを持て余していたりする。

別に悪口を書いたりしている訳ではないんだけれども、自分の剥き出しの部分って弱くて脆いので怖いっていうのもあるんだろうなぁと。

誰かに認められたい、繋がりたい、共感されいたい、自分の事を知ってもらいたい。

SNSはそんな気持ちを昇華させてくれるツールだから、手放せないのだと思う。